無事にリセットしました。
今回は、かなり重く、頭痛と軽い吐き気がありました。
のんびり録り貯めたテレビでも観ようと思っていたのですが、座ってるのもしんどくなってベッドで寝てました。
1ヶ月間で顕微授精、移植をやったので、やっぱり体に負担が掛かってたんだなと改めて実感しました。
今回もダメだったことで酷く落ち込んだのですが、たった1回で落ち込みまくって、まだまだ甘いと反省しました。
でも、やっぱり原因がどこにあるのか知りたいと思うんですよね。
ということで、少し調べてみました。
タイミング療法で妊娠しない原因
最初にクリニックに行くと勧められるのが、タイミング療法です。
私の場合は、年齢も年齢ですし、人工授精から始める気でクリニックに行ったので、タイミング療法はしませんでした。
このタイミング療法で妊娠しない原因として考えられるのが、
①子宮頸管因子 ②卵管因子 ③受精障害 ④着床障害
の4つです。
このうち①子宮頸管因子は、おたまちゃんが子宮の入り口を通り抜けられないことで起こる不妊です。
おたまちゃんの数が少なかったり、運動率が悪かったり、頸管のバリアが強すぎておたまちゃんが子宮内に入れないことが原因です。
これをクリアできる確率が上がるのが「人工授精」です。
人工授精で妊娠できれば、不妊原因は①子宮頸管因子だったと特定することができます。
人工授精は、6回までに90%以上の方が妊娠するようです。
私の場合は、これを10回やっても妊娠しなかった訳ですから、子宮頸管因子だけではなかったと言えます。
人工授精でも妊娠しない原因
人工授精でも妊娠しない場合、②卵管因子 ③受精障害 ④着床障害 が考えられます。
このうち②卵管因子は、卵管がつまり気味だったり、卵子をうまく拾えなかったり(キャッチアップ障害)する場合に起きます。
卵管については、卵管造影や通水検査、通気検査を行って、狭窄や閉塞の有無を調べることが多いです。
私の場合はもの凄く痛かったのですが、狭窄や閉塞は全く見られませんでした。
卵管造影では見つけられなかった軽度の卵管のつまりなどは、腹腔鏡検査で発見することができます。
もしそこで何か見つかれば、そのまま切除するなどの治療に移行することができます。
卵管の検査でも原因不明の場合
③受精障害 ④着床障害 が考えられます。
多くの場合は腹腔鏡検査を飛ばして、②卵管因子と③受精障害を同時に明らかにできる体外受精へステップアップすることが勧められるようです。
③の受精障害は、卵子を取り出して受精の有無を確認することでしかわかりません。
私の場合は、受精し初期胚を経て胚盤胞まで育ち、凍結できたので③の受精障害ではないと考えられる訳です。
あっ、でも顕微授精での結果なので、もし体外受精だったら受精まで行かなかったかもしれないとすると、受精障害という可能性もあるのかもしれません。
受精障害の場合は、タイミング療法や人工授精といった一般不妊治療はすべて無効ということになります。
それでも妊娠しない原因
なかなか胚が着床しない④の着床障害ですが
原因としては下記のことが考えられます。
◎子宮内膜の状態が良くないこと
子宮内膜は、排卵誘発などにより高濃度のエストロゲンにさらされると、着床には向かない状態になることがわかっています。
そのため受精卵(胚)は採卵した周期には子宮へ戻さないで一度凍結保存。
子宮内膜を整えた後に、子宮へ移植することで着床率を高めることができます。
◎卵子の質がよくないこと
卵子の質が良くない原因としては、排卵誘発の方法が合っていない場合です。
排卵誘発の方法を変えることで、からだに合った方法を探す方法があります。
また、糖尿病やコレステロール、中性脂肪など、睡眠不足、不規則でバランスの悪い食生活などが原因として考えられます。
あとは、年齢が原因の場合です。
◎孵化障害
胚盤胞は自力でカラを破ることができるものですが、カラがうまく破れないと着床できません。
この場合に、胚のカラを切開したり、取り除いたりすることで胚の脱出を助けます。これをアシストハッチングといいます。
◎子宮と卵子の相性が悪いこと(子宮内膜症、筋腫、奇形など)
があります。
こうして見てきて、私の不妊原因は③か④かなと思います。
受精までは行ったのですが、顕微授精なので自力で受精できたかどうかまでわかりませんので。
いずれにしても自然妊娠は、望めないということですね。
今周期は、ステップダウンして人工授精にするというのも、子宮環境を整える意味があるのかもしれません。
立ち止まってる余裕はないので、もうしばらくはクリニックに身を委ねてみようと思います。